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12月3日:上関町四代で新嘗祭がありました

12月3日、上関町四代の四代八幡宮で新嘗祭がありました。

新嘗祭は収穫祭にあたるもので、11月23日に天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、 また、自らもこれを食してその年の収穫に感謝する行事です。

四代八幡宮では午前中に本殿内で神事を行い、午後からは境内で「湯立て」があります。

参拝者は鍋で沸かした湯を飲むことで厄や不浄を洗い流します。

湯立て神事
四代八幡宮新嘗祭(湯立て神事)

続いて男女に分かれて注連石(しめなわ)を3回廻ります。
これを茅の輪くぐりといいます。厄払いの意味があります。

茅の輪くぐり
茅の輪くぐり

境内での神事が終わると、人型の紙(人型)を地区の前の防波堤から海に流します。

これも厄や不浄を「水に流す」という意味があります。

人型流し
人型流し

(注釈)
勤労感謝の日/新嘗祭にちなんで制定された。

湯立て/神様を招く神事の一つ。笹の葉で釜の熱湯を激しく振り撒き、厄除開運、無病息災などを祈願する。四代では茅の輪くぐりの際、榊の枝で参拝者にお湯をかけて祈願する。

茅の輪くぐり/2本の注連石を渡してあるアーチ型にかけられた輪(茅の輪)をくぐる。男が向かって右、女は左の注連石を回る。

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