上関町周辺の選挙結果を受けて
山口県議会議員の選挙が終了。上関周辺の市町では福島の原発事故を受けて、急遽、立候補した候補者がいましたが全員落選。
上関町民をはじめ、周辺市町の多くの有権者は冷静に判断したようです。
しかし、今回の選挙結果で原発の安全性が立証されたわけではありません。原子力は潜在的に危険をはらんでいます。その危険を押さえ込み、有益な部分だけを使うためには、高度な技術とそれを制御する訓練された運転員、そして運営する企業の倫理観と地元との信頼関係が必要です。
世の中はゆっくりと脱原発に向かっていくかも知れませんが、現段階ではまだまだ原発の役割は大きいと思います。上関のまちづくりも原発立地が前提です。中国電力には、一層のリスク管理の徹底と地域とのコミュニケーションをお願いします。
最後に、反対派が拠り所にしている学者やジャーナリストの資料や説明の中に見られる不適切な部分が、わかりやすく、簡単にまとめたものを掲載しておきます。こういった資料や説明に誤りがあると指摘されているということを、ある程度知っておくことも必要だと思います。
(ツイッターによって簡略化されたものを集めてあります)