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上関町 御汗観音

 上盛山に登る途中に、お寺があります。
御汗観音という観音様が安置されています。
この観音像は、いつも胸に潤いがあり、まるで汗をかいているように見えるので御汗観音と呼ばれるようになりました。
その汗を御守として願をかけると、必ず願い事が叶うと言われています。

 何故、この地にお寺が建てらたかと言うと、中嶋屋太郎右衛門という者の夢枕に観音様が立ち「私は、この地に埋められています。私を掘り出して下さい」とお告げがあったそうです。
時を同じく、桂樹比丘という御坊様の枕元にも立たれ、同じお告げをされました。
二人は力を合わせて、観音様を掘り出し、この地(鹿水の谷)に祠を建て安置しました。

 今日は、月に一度のお参りの日です。
信者の皆さんが、朝早くから、お参りする人にふるまわれる、ささげ御飯を作っています。
結構、美味しいですよ。
大祭は年に一度、四月に行われ、その時には、遠方からも多くの人が参拝に訪れます。

 しかし、御汗観音までの、道路は狭く車が離合するのも難しいです。
多くの人に参拝して貰う為にも道路を良くしなくてはと思います。
 上関町、拡幅しなくてはならない道路が沢山あります。
その為にも、原電交付金は上関町に大切なものです。

 町外の反対している人達に上関町民の心を理解して貰うのは難しい事かもしれませんが、多くの上関町民は「原電と共に豊かな町づくり」を望んでいます。

 お地蔵様のお墓は、中嶋屋太郎右衛門のお墓です。

 詳しい「御汗観音様」の由来は現地立て看板に記されています。
 

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