今、何を考えるのか
大震災から3ヶ月、未だに収束が見えてこない福島第一原子力発電所の事故。また、原発事故以外の地震や津波による被災地域を連日メディアで目にする毎日です。
そこで、私たち上関町民は、今、何を考えなければならないのでしょうか。福島第一原子力発電所事故のこと。それとも、東北地方で被災している方々のことを考えなければならないのでしょうか。
実際現実は違うのではないかと私は思います。こういう言い方をすると周りから批判を受けるのでしょうが、正直、私たちが原発事故や東北の被災者の方々のことをいくら考えても、何の進展も無いというのが現実です。決して、何もしないと言うことでは無く、私たち上関町民も義援金や物資などの支援は行っています。
そこで、私たちが今考えなければならないことは、なんでしょうか。やはり我が故郷、上関町のことではないでしょうか。これから10年、20年先の上関町のことを!上関町の町民一人ひとりの生活が安定し、自らの足下をしっかりさせることで、東北の方々の事など、もっと周りが見えてくるのではないでしょうか。今一度原点に戻って、町民一人ひとりが冷静になって、現実を見据えて、これからの上関町の未来を考えるべきではないでしょうか。その為には、言うまでも無く、原子力発電所建設が必要だと私は思います。もちろん、今回の事故を踏まえて、二度とこのようなことが起きない発電所とすることは大前提です。