テレビ放送を見て・・・
日テレ系の番組で、原発に反対する島と題して祝島を放送していました。全部見たのですが、放送内容に関しては少し残念でした。今の世論の情勢下では仕方がないのかもしれませんが、建設に反対したらヒーロー、推進する人たちは悪魔、のような感じの放送でした。
そして、更に残念な事は、メディア自体が上関町の実情を知らない!反対する島ばかりに目をやり、他の住民に対してはまったくといっていい程、無関心のようです。上関町は祝島ダケではありません。室津、長島、八島、祝島この四つ全てで上関町なのです。
別に、祝島の方々がやられている。また、これからやろうとしている事について、とやかく言うつもりはありません。祝島島民のくらしのエネルギーを自給しようという事に関しては非常にすばらしい取り組みだと私も思います。
しかしながら、メディアは、その他の生活も全て島民ダケでやれる!と勘違いしているのではないでしょうか!百歩譲ってエネルギーの自給は、財団法人かNPOか知りませんが立ち上げている中の寄付で賄えるカモ知れません。他はいかがでしょう。島民の足でもある定期船イワイの維持管理費用(放送では間違えてフェリーと言っていましたが!)島の浄化槽処理費用、小学校の維持管理費用などなど、全て町が補てんしている現実をどう説明するのでしょうか。そのような補てんも町の財政が悪化すると、だんだん少なくなり最後には全てナシ!という事になります。これが現実です。祝島に対する事ダケではなく、上関町全体がそうなるのです。このような事にならないためにも、原子力財源は我が上関町には必要なのです。
同じ町民として、これらの事を祝島の島民の方々にも真剣に考えていただきたいです。