Topics

放射線への正しい知識

 来年から中学生の授業で放射線教育が約30年ぶりに復活するそうです。今回の東日本大震災における福島第一原子力発電所の事故が起こったからではなく、以前から決まっていたようで、ゆとり教育の見直しから授業時間の幅が広がり、このような形になったそうです。福島の事故の事もアリ、未来をになう学生が、放射線に対する正しい知識を得る事について、非常に良い事だと思います。
 私もそうですが、放射線については、全くと言ってよいほど無知でした。その無知によって福島から都内某所に転校した子供に対する差別が行われた!との現実があります。あたかも放射線が人にうつる!といった内容のようで差別を受け、不登校になってしまったとの事です。無知と言うのは時によって人々を不幸にしてしまうものだ!と改めて思いました。
 食に対する風評被害もその一つではないでしょうか!過度なマスコミ報道、一部目にしたマスメディアでは、シリキレトンボで最後まで報道しない。たとえば、食品から放射性物質が発見された事ダケを報道し、その食品を食べたらどうなるのか!などは報道していないなど….
 こういったことの無いように、これからは私たち一人ひとりが、放射線に対する正しい知識を身につけなければならないと思います。ベクレル、シーベルトといった人体に影響する値に対する知識、また福島の事故以前から自然界(土地など)、宇宙から微量の放射線を世界中の人間が常時受け続けているが健康に影響がなく生活している!という現実、放射線は悪い事ばかりに使われているのではなく、レントゲンやがん治療に上手に使用されている現実、など、正しい知識を得る事によって、間違った情報に右往左往することの無いようにしていかなければならない!と思います。

TOP