町長選挙を終えて
今月9月25日に上関町長選挙が行われ、現職の柏原重海町長が3選を果たしました。投票結果は、柏原町長1868票、山戸氏905票という結果になり、ダブルスコア以上の大差となりました。
大多数の地元上関町民は、福島第一原子力発電所の事故がありながら、推進の立場である柏原町長を選びました。町内では、「当然の結果になったのではないか!」というのが皆の声です。しかしながら、町外では、「何故ここまでの大差がついたのか?」との疑問の声もあるようです。この認識の違いはなんなのか!私が思うに、一つ目は、地元上関町民は、今回の選挙結果は、直接自分たちの生活に関わる事なので、ヤハリ今現在の厳しい行政運営を経験のない山戸氏より経験豊富な柏原町長に託したのではないか!と思います。二つ目はヤハリ柏原町長も選挙中におっしゃっていたとおり、「今の上関町をある程度の安定した行政運営、また町づくりを行うためには、国からの原子力関連の交付金ナシには難しい!」と言う発言に賛同した方も大多数にのぼったのではないか!と思います。やはり、発電所建設を契機とした町づくりしかない、ということだと思います。町外の方は、福島の事故を踏まえて、反対派の山戸氏にある程度の票が動くのではないか!との推測から疑問の声が出たのでしょう。町外の方々の主観、また町民の考え方を分かってもらうことは非常に難しいでしょうが、私たち上関町民の今後の生活について、切実な思いを持っている!!!と言うことを今回の選挙結果を見てもらって、少しでも分かっていただければ、しあわせます。