結局
ようやく各電力会社のこの夏の電力需給予測が発表されました。結局のところ、北海道、関西、九州の3つの電力会社で供給力が不足すると予測されたようです。関西にいたっては、約15%も足りないようです。反原子力、脱原子力の方々は、この結果がでるまで、「電力はジャブジャブ余っている!足りている!足りている!」と連呼していました。100歩譲って、ピーク時をどうにかすれば、ナントかなるのかもしれません。しかし、それは一般家庭に対する考え方で、各企業にとって計画停電や電力制限令などを頻繁に行われては、死活問題になってしまいます。極端な話、この夏の期間は操業停止もやむなし!といった企業も現れるかもしれません。そうなっては個々の生活に大打撃を受けることになります。
私はあまりにもみんなが世論の風潮に流されてしまい、脱原子力という言葉に酔ってしまっているのではないかと思えてなりません。今こそ現実を見るべきではないでしょうか!各電力会社で福島対策を成され、安全性が確認された原子力発電所は再稼働させるべきと私は考えます。経済を安定させ、それと併走しながら将来のエネルギー計画を考えても良いのではないでしょうか!