「地域コミュニティ」
「地域コミュニティ」とは、そこに住む住民がその地域に愛着を感じており、愛着故にそこにずっと住んでいたいという永住意識があるが故に、地域をよくする活動に加わって活動を続けている状態を指します。その活動には、相互扶助の精神(助け合い・譲り合い)や互酬性の規範(おたがいさま)が醸成されます。また、「権利」を主張し「義務」を果たすことで得られる応益原理というものがありますが、そのためには一人ひとりの能力や力量などに応じて貢献する応能原理も必要と思います。「権利」だけの主張ではなく、「義務」を果たすべきということです。
なぜこの様なことを書いたか、最近テレビや新聞で「原子力発電所建設」「原子力発電所再稼働」「ガレキ処理」に反対している人たちを見て、どうみてもこの人たちに「地域コミュニティ」があるようには思えないからです。
上関町においても、昨年、準備工事が一時中断するまでは、いろんな所から訳のわからない人たちが違法な妨害行為に及んでいました。その人たちは「権利」とは違う自分たちの一方的な考えだけを主張し、そこには「地域コミュニティ」や「義務」を果たすといったことは微塵もありません。
このような人たちから大切な地域を守っていかなくてはなりません。
多くの上関町民は故郷を愛し発展を願っています。良識ある多くの人たちには、まずは地元の意向を尊重してもらいたいです。