上関町 冬の鮮魚
水産会社に上関町の冬の鮮魚を見に行ってきました。
やはり、上関町の冬の魚と言えば「フグ」ですね。
イケスには、2キロ越えのトラフグやナマコ、渡りガニ(ガザミ)、ヤズ、カナガシラ(ホウボウ)、その他には、鯛やアジなどがいました。
しかし、ここ最近、海がしける日が続いていることもあり、漁獲量は少ないとのことです。
皆さん、この2枚の写真、何かわかりますか?
フグ縄とそれに付けるエサのイワシです。エサは時期によってイカなども使われます。
フグ縄仕掛けは、1本あたり延長1000メートルも。それを13~20本も仕掛けるそうです。
しかし、それだけやっても、一匹も獲れないこともあるとか。
フグに限らず漁獲量は年々減ってきています。食卓ではそれほど感じることもないかもしれませんが、漁獲量の減少は上関町の漁師さんにとって、まさに死活問題です。漁獲量を増やすには、やはり育てる漁業(中間育成や漁場の整備)が必要です。
そのための財源をどうするのか。電源交付金に頼らざるを得ないのが実情です。既に、漁礁の整備などに電源交付金が活用されています。
つまり、上関町の町づくりには、安全・安心な原電が必要なのです。
上関町の冬の鮮魚は、鳩子の湯のレストラン瀬里家~プエルト~など、町内のいろんな食堂で堪能できます。おいでませ上関町へ!