県漁協祝島支店「漁業補償金,受け取りへ」
昨日のニュースで,「祝島漁協の漁業補償金,一転受け取り採決」が報道されました。正直,「まさか」という気持ちと,「よかった」という気持ちが同時に湧きました。
これまでは,「漁業補償金を受け取っていないから,工事には協力する義務はない」として,原電の建設に反対姿勢を貫いてこられた祝島の漁業者が,多少なりとも「建設もやむなし」との姿勢に変化したと言えるのではないでしょうか。
何より,一番驚いたのは,祝島の人達が,自分の意思を表明したことです。マスコミ報道によると,強固な反対論者は,反対運動に影響は無いと言っていますが,私は,このことにより,自分の気持ちに素直になることが許されなかった祝島が,正常化に向けて,一歩前進して欲しいと心から願っています。
そしてこれを機に,上関町の未来のために町民が一致団結して豊かな町づくりを考え,望んで行くことが一番大切ではないでしょうか。そのためには,やはり「原電による豊かな町づくり」が必要不可欠ではと思います。
上関原子力発電所の建設が進められるためには,山積する課題をクリアーしなければなりません。しかし,一つずつ着実に,そして丁寧に対応することで,誰もが安心,安全をと思える発電所が建設されると信じています。