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そっとしておいて

この度の祝島漁業補償金受け取りについて、上関町をはじめ、近隣市町、マスコミなど賛否両論、話題騒然となっているようです。私も近隣の方たちから「どーなったの? 」「祝島の人よかったね。」「今更何?」とか他にも色々な意見を聞きます。
私の個人的な意見ですが、このことが「あまり大きく取り扱われないで祝島をそっとしておいて欲しい」と思っています。それというのも、この補償金の取り扱いについては、山口県漁協祝島支店の問題であり、祝島全体の問題ではないからです。
県漁協上関支店、四代支店、室津支店も同様に補償金を受け取っていますが、漁師さんたちの話し合いによって決められました。しかしながら、マスコミ報道を見てみると、あたかも祝島全体の問題のように報じられているように感じます。「一部マスコミや島内反原子力幹部、祝島在住の外部からきた極端なイデオロギーをもっている方たち」によって、歪曲されそうな気がしてなりません。
今回のことは、今まで自由な発言が出来にくかった方たちが、自分たちの生活を守る為に、自らの意思を相当の覚悟を持って示されたことと推測します。できれば周りの方たち(上記にある団体、また個人)には、このままそっと見守っていただきたいです。
これをキッカケに、今まで島内での自由な発言ができにくかった状況が少しでも改善されることをの望みます。

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