これからの上関町2
今回の選挙においても様々な問題が争点となりました。景気対策、エネルギー問題、TPP、憲法改正etc…..
様々ありましたが、上関町では、当然のごとくエネルギー問題が最大の争点になります。上関町内の結果は、自民党 林よしまさ氏が他の候補を寄せ付けず、75%という高い得票率でした。
原子力発電所建設計画が浮上して以来、今まで何度となく選挙が行われてきましたが、全ての結果において、建設賛成派が勝っています。
このような結果を出し続けているにも係わらず、上関町内の本当の民意は世の中にうまく伝わっていきません。マスメディアにおいても、祝島の一部の過激な反対派のことばかりが報道されています。メディアにおいては、その方が話題となり、ニュースにしやすいのかもしれません。
しかし、このような偏った報道は、上関町における本当の民意と懸け離れていることは、間違いありません。
山口県漁協祝島支店の漁業補償金受け取りの賛否についての報道も、同じようなことが言えるのではないでしょうか。前回、台風の影響により、集会が延期されたようですが、それまでに、違法な行為が島内で行われていたというような情報が耳に入ってきます。しかも、その行為に島民を代表する立場にある方が関与しているというウワサも耳にしました。
私のような者でも、このような出来事が耳に入ってくるのですから、マスメディアの方々も承知しているはずです。しかしながら、こういった報道は全くされない。何故なのか? 違法行為はニュースになると思うのですが….
新聞情報によると、8月2日に改めて漁業補償金の配分を採決する集会が行われるようです。今回は、どういった結果になるにしても、祝島支店の組合員の皆さんの本当の気持ちがきちんと反映されることを望みます。
また、マスメディアの方々にも、現実を正しく伝えていただくことを期待します。