祝島の人達への思い
8月2日に、山口県漁協の漁業補償金の配分について話し合う集会が行われると新聞に掲載されていました。
先日、インターネットを見ていたら、「山口県漁協が漁業補償金を受け取らせようと、強引に集会を開くので、電話等で県漁協に皆で抗議しよう」といった趣旨を,関係者でもない第三者の方が呼びかけているブログを見かけました。
そもそも、漁業補償の受け取りは、山口県漁協祝島支店の組合員の皆さん自らが2月の集会で決定したことであり、今回はその配分方法に関する集会です。決して山口県漁協が「強引に」受け取らせようとしているわけでもなく,ましてや当事者でもない方がどうこう言うべきことではありません。
このような呼びかけは、組合員の皆さんの意向を無視した行為と言えるのではないでしょうか。
祝島を、良く知る方のお話しでは、大方の祝島の人達は、外部からの、こうした圧力や島に入り込んで来る人達を大変迷惑に思い、嫌がっているそうです。出来れば、そっとしておいて欲しいと望んでいるとのことでした。
このような意見が表に出ることは、ほぼありませんが、私は、これが現実なんだと思います。本当に祝島の人達を苦しめているのは、原子力発電所建設さえ阻止・廃止すれば、後のことはどうなろうと知ったことじゃないと考えている、過激な方々の存在ではないでしょうか。
祝島の人達の生活を守り、上関町の発展のためには、原子力発電所建設は必要です。そのために一番大切なのは、上関町民が一致団結していくことです。