自由と権利が無くなった島 祝島
8月2日、山口県漁協祝島支店の上関原子力発電所建設計画に伴う、漁業補償金の配分案に関する集会が開催されるはずでしたが、県漁協の職員が、反対派の阻止行動により、祝島に上陸出来ずに断念するという前代未聞の事態が起こりました。
テレビ放映を見ると、上陸した県漁協の職員を、反対派が横断幕で巻き込み、動けないようにして船に押し返す映像が映っていました。一瞬、ここは日本なのかと目を疑いました。
そして、阻止行動を行っている人を見ると、町会議員二人と祝島の過激な反対派が少数いましたが、ほとんどは町外からやってきた人たちでした。
漁協の漁業補償金について話し合う集会なのに、何故、当事者の組合員以外の人達が集会を阻止しなければならないのでしょうか。それも、実力行使で、どうみても違法行為にしか見えません。
また、先頭に立って阻止行動を行った町会議員二人には、失望と怒りを覚えました。
議員でありながら、社会のルールを無視し、相手を危険にさらすような妨害行為を行うことは、決して許されることではありません。強く抗議します。
そして、町外からの反対派は、もうこれ以上、祝島の人達を苦しめないで欲しい!!
自分たちの身勝手な考えを一方的に主張するだけなら、余所でやってもらいたい。
今後、このようなことがないよう、また、祝島の人達の自由と権利が守られるためにも、上関町民が一致団結することが、大切です。
今がその時です。上関町の明るい未来のために頑張りましょう!