そろそろ
上関原子力発電所建設計画に伴う漁業補償金に関する、山口県漁協祝島支店の総会が、17日に行われる予定でしたが、会場を確保出来なかったため、延期になったと新聞記事に掲載されていました。
前回は、漁業補償金に直接関係のない、反対派の一部の島民と大多数の外部から来られた方々による妨害により、総会が開けなかったという事件が起こりました。
今回は、担当者の方が予約を失念し、既に反対派が予約をしていたということですが、狭い島の中でそのような会議が開催されるということはすぐに知れることであり、会場となる場所も限定されていたハズです。そのような中で、会場がきちんと予約されていないという事実を何故誰も指摘しなかったのか、どこかに反対派の意向が働いたのではないかと疑ってしまいます。
どのような結論になるとしても、堂々と総会を開き、結論を出せばよいのではないでしょうか。
原子力発電所の建設計画に賛成するか反対するかは個人の自由です。同様に補償金の受け取りについても個人の自由であるはずです。
2月の段階で一旦は受け取ると決議をされたのですから、その配分について、きちんと話し合うのが筋だと思います。つまり、総会の開催を阻止する意味は全くないはずです。反対派の代表はテレビのインタビューで、「ボイコットする」などとも発言されているようですが、非常に残念です。
この異常ともとれる祝島の現状を見て、大多数の方々はいかが感じるでしょうか。おそらく「自由のナイ島なんだなあ」と大多数の方々は感じると思います。