島根原子力発電所2号機
12月25日、中国電力は島根県と松江市の回答を受け、原子力規制委員会に島根原子力発電所2号機の安全審査の申請を行いました。
中国電力は、11月に両自治体に対し、事前了解を求めていましたが、松江市長は24日、2号機の申請を正式に認め、島根県知事も申請容認をされたとのこと。
これを受けて中国電力苅田社長は、「原子力規制委員会へ適合確認申請を行い、審査に適切に対応していくとともに、自治体等に対し、審査状況等について適宜丁寧に情報提供を行うなど、各自治体からいただいたご要請やご意見に誠実に対応してまいります」とコメントしていました。
長い間原子力発電所が停止していますが、これで再稼動に向けて一歩前進したのではないでしょうか。
年末を迎え、国の新たなエネルギー基本計画の素案では原子力発電が「基盤となる重要なベース電源」と位置付けられ、再稼働に向けた機運が高まってきています。
来年は、厳しい安全審査をクリアした原子力発電所が早期に再稼働され、より「安心・安全」な新規原子力発電所の実現に向けて、道筋がつけられることを期待します。
多くの上関町民の長年の夢が叶いますように‥