上関町議会選挙 part2
2/16に上関町町会議員選挙の投開票が行われ、推進8名反対2名の計10名の方が当選されました。まずは、当選された議員の方々にお祝い申し上げます。
一夜明けた上関町内では、「選挙結果、よかったね」「推進が8対2になって、これで原子力発電所建設の工事が早く再開しないかね」といった推進派の多数当選を喜ぶ声が飛び交っていました。
しかし、現状は、原子力発電が国の重要電源と位置付けられる見通しではあるものの、新増設の位置付けは明確になっておらず、準備工事の再開の時期も不透明な状況です。
このような状況ではありますが、今回当選された議員の方々には、町の将来について、前向きに、しっかりと議論して、1歩1歩前進できる施策を講じて頂きたいものです。
多くの上関町民は、上関原子力発電所の建設・運転を契機に『活力ある豊かな町づくり』を心から望んでおり、その思いが、今回の町議会選挙の結果に顕著にあらわれたのだと思います。
国や県には、この選挙結果を、『上関町民の意向』として、しっかりと受け止めてもらいたいものです。
また、中国電力には、『安心・安全な原子力発電所建設』に向けた取り組みをきちんと実施してもらうことはもちろんですが、上関町を含め周辺地域へ向けての説明や理解活動も継続してやっていってもらいたいと思っています。