同じ事の繰り返し
非常に残念ではありますが、3/4に予定されていた祝島支店の総会は,昨年8月に続き,「反原発活動家」や「ごく一部の反原発ビジネスで生計を立てていると思われる島民」らによって妨害され延期されました。結果論から言えば、想定できた事なのかもしれません。しかし、いつまでこういった違法行為(人権無視や権利無視)が続くのでしょうか。
総会が行われる予定日の前週末に、島の町会議員さん(島民の会代表)他数名が、山口県漁協本店に「過半数にのぼる祝島支店組合員の漁業補償金は受け取らない旨の署名」を渡したとの報道を、新聞、テレビで目にしました。この署名が祝島支店組合員の過半数による意思であるなら、正々堂々と総会を開いて、改めて受け取り拒否の決議をすればすむ事なのに、何故にここまで総会を頑なに妨害、阻止しようとするのでしょうか。
前回の議長選出が規約違反にあたるとか、前回の決議は無効だとか、私たちに説明がない(準組合員にはそもそも議決権はないはずですが・・・)とか。結局、あれこれ因縁をつけては、妨害、阻止をする。百歩譲って島民だけがやっている行為ならならまだしも、祝島や上関町には直接関係のない部外者(活動家やネットの呼びかけで集まった人)たちが中心となっての妨害、阻止行動。常軌を逸した行動としか言いようがありません。
何も知らない一般の県民は、この様子をメディアで見てどの様に感じるでしょうか。おそらく、善良な祝島の人たちが一生懸命、悪者の県漁協を上陸させないようにしている様に見える事でしょう。
しかし、現実は全く違うのです。祝島の純粋な島民は、ほんのごく一部で、前面にたっているのは、大半が、部外者なのです。
島の町会議員さん(島民の会代表),前回もコメントしましたが、いい加減にしませんか。もうこの様なバカげた事は終わりにしませんか。祝島にも上関町にも、決して良い事にはなりません。特に議員という公的な立場にある以上,他人の権利に対して,より慎重に判断すべきとは考えられないのですか。上げた拳が下ろせないのは分かります。ただあなたのこの様な軽率な行動が、祝島島民をはじめ、多くの上関町民の迷惑行為になっている現実をもっと真剣に考えてください。あげた拳を下ろすには相当な勇気がいることでしょう。しかし、祝島支店組合員の方々も勇気をもって前回の総会で補償金に関する事を、今まで一般的ではない挙手採決というやり方から、無記名投票という一般的なやり方に変え,ようやく本心から結果を下したのです。次はあなたが下す番です。勇気を出しましょう。