冬の味覚
冬の味覚と言ったら、フグですね。下関ではフグをフク(福)と呼び、全国的にも産地として有名ですが、ここ上関町も知る人ぞ知るフグの産地です。
フグは、フグ縄(はえ縄漁)で獲ります。100メートル程度の縄を、20本ぐらい投入します。
今は、主にイワシをエサに使っています。
今年のフグの水揚げは、どんなかと思って、久しぶりに友達の水産会社を訪ねてみると、ちょうどフグが水揚げされてました。
今日は大漁とのことです。大きいものは、50センチ5キロぐらいで、良型のトラフグが30匹ぐらいいました。
その他、シロサバフグ(ギロフグ)も
大漁でした。
シロサバフグは、唐揚げなどにすると美味しいです。もちろん、刺身でも食べられますし、毒が無いので肝も食べられます。
でも、やっぱりフグと言ったら、トラフグです。刺身、鍋、ひれ酒、これに勝るものはないと思います。
上関町では、フグ料理の老舗、田中旅館、銀波荘や芸陽などで食べられます。
フグも美味しいですが、ブリ・サヨリ・太刀魚などこれから美味しい海の幸が、どんどん水揚げされます。
今月20日、道の駅「上関海峡」周辺で愛ランドフェアが行われ、こうした海の幸だけでなく、ミカンなどの山の幸も販売されます。
また、同時に、山口県漁協の豊魚祭も行われ、上関近隣の漁協が海産物の販売を行うようです。
ぜひ、皆さんお越しください。そして、山海の幸に舌鼓を打った後は、上関海峡温泉「鳩子の湯」で、身も心も癒されてみてはいかがでしょうか。