上関町立上関小学校 入学式
4月10日、上関小学校の入学式が行われました。
今年度の新入生は22人です。新聞やテレビでは、新1年生が20人を超えたのは11年ぶりと報道されました。22人という人数が多いのかということはさておき、上関町では過疎、高齢化に伴う人口減少が問題となっています。
若者の流出も原因の一つです。上関町は、かつて漁業、海運業で栄えた町ですが、現在はこれといった基幹産業もなく、多くの若者が職を求めて町を出て行くのも当然のことと思います。
上関町は、決して裕福ではない財政状況の中、若者定住促進住宅の建設や小、中学生の医療費免除、給食費の助成、さらには、町内に高校がないことから、自宅から高校までの通学費の助成も行っています。若者定住促進住宅は、建設されると町内外から入居の応募が殺到します。こういった助成や補助は、子育てをしている家庭には大変嬉しいものです。
しかし、若者の定住を願うなら、一番重要なのは、働く場所の確保ではないでしょうか。上関町においては、上関原子力発電所建設による豊かな町づくりこそが、若者の定住と上関町の将来に繋がるはずです。もちろん、原子力発電所を建設する際は安心安全が大前提です。
近い将来、上関小学校の新入生が22人どころではなく、2クラス、いや3クラスになっていく為にも、上関原子力発電所の建設は必要です。多くの上関町民は、一日も早い準備工事の再開を望んでいます。
みな様のご理解とご協力をお願いします。