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定期船 新「いわい」

 上関町の定期船「いわい」の老朽化に伴い、新しい「いわい」が建造されました。
 「いわい」は上関町の室津港や祝島、柳井市の柳井港などをつなぐ定期船です。新造を祝い、4月17日に、室津港そばの上関町総合文化センターで就航式が開かれました。柏原町長や村岡知事ら約50人が出席し、くす玉を割るなどして祝福しました。
 式典後、村岡知事ら関係者が乗船し、祝島などの各寄港地を回って新造船を披露する予定でしたが、残念ながら、悪天候のため中止となりました。

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 写真は、就航式の数日前、上関町室津港に停泊していた時のものです。

 「いわい」は、上関町の第3セクター「上関航運有限会社」が運航しており、祝島の人達にとっては島外へ出向く際の唯一の交通手段です。
 今回の新造船の建造費は約2億8000万円と聞きました。離島航路ということで、国や県の補助金を活用して新造されました。
 式典で、柏原町長は「産業、観光の振興でも役割を果たしてくれるはず」と話され、村岡知事は「町と連携して航路の安定を図り、持続可能で元気な地域づくりに貢献したい」と述べられました。
 柏原町長、村岡知事がそれぞれ話されていたこの「産業、観光の振興」と「元気な地域づくり」。これらを実現出来るように、頑張らなければならないと思います。その為には、上関町民一人一人が、互いに分かり合い、協力し合い、一丸となることが大切です。

 平成11年からこれまで頑張ってくれた「いわい」には、心からありがとうと言いたいと思います。そして、新「いわい」の就航、おめでとうございます。

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