上関町商工会 平成29年度通常総会
上関町商工会平成29年度通常総会が、5月17日(水)10時より上関町総合文化センターにて開催されました。
現在、商工会員は152名です。今回の総会では、委任状での出席者を含めて92名が参加しました。
会の冒頭、浜田商工会長は、
「上関町の商工業は、過疎高齢化に伴う人口減少により、大変厳しい状態です。
商工会として、経営発達支援計画などで小規模企業の育成に努め、新規事業として雇用者の支援(職業紹介事業)を行い、さらには地元商工業者の支援ならびに町政策への積極的な支援を行うことで元気な上関町になるように取り組んで参ります。
その為にも、上関原子力発電所の建設を絶対に実現させなくてはなりません。会員のみな様の、さらなるご支援とご協力をお願いします。」
と述べられました。
また、柏原町長も、
「上関町の景気は良くない。税収も落ちている。それは、企業が無いからです。
先人たちは、起死回生を目指し、原子力発電所を誘致しました。しかし、3・11以降、準備工事も止まった状態です。
町が、自ら商売(鳩子の湯・道の駅・風力発電)をすることで、町財政の安定を図り、景気も良くしていきたい。町が事業を起こすと批判的な声も上がりますが、町がリードしなければ、上関町はどんどん寂れていきます。
大切なのは、商工会がまとまり、官民が一体となって町を造っていくことです。商工会のみな様のご協力を頂きたい。」
と話されました。
総会も無事終わり、改めて考えてみると、上関町に必要なのは、不安をあおったり批判するのではなく、お互いを信頼し、町づくりへむけて団結することではないでしょうか。
上関町の未来の為に、町民一人一人が団結し頑張りましょう!