町制施行60周年記念第26回「上関水軍まつり」
7月22日(土)「上関水軍まつり」が開催されました。
このまつりは、当初は「港まつり」と称し、上関町商工会青年部が町内の商工業者から寄付を集め、花火やビアガーデンを行っていました。
上関町の夏の一大イベントとして定着したのは、平成3年度からです。この年から、まつりが産業育成支援補助金事業としてスタートし、その後電源立地地域対策交付金事業となりました。
また、実行主体も上関町商工会青年部から実行委員会へ移っています。この実行委員会は、商工会、行政、観光協会を中心に、各種団体の協力のもと立ち上げられており、実行委員長は歴代の上関町商工会青年部長が務めています。
名称も「港まつり」から「上関水軍まつり」に改められました。この「水軍」は、かつて、村上水軍が上関町長島に山城を築いていたことから名づけられました。
この城跡は、今では上関町城山歴史公園となっており、春に開催される「桜まつり」には、町内外から多くの人が訪れます。
今年の「上関水軍まつり」は、新実行委員長の松原氏の挨拶から始まり、水軍太鼓、中国電力吹奏楽団コンサート、長島1周クルージングなど、多くのイベントが開催されました。
なかでも、すいぐん市は、地物の新鮮な魚介類が競りで安く買えると好評でした。
最後は、2,000発の花火が夜空を彩り、無事まつりが終了…するはずでしたが、花火の途中で雨が降り出すというハプニングが発生。幸い、花火は最後まで打ち上げられ、多くの人を楽しませてくれました。
「上関水軍まつり」は、今年も多くの人で賑わいました。スタッフのみなさん、お疲れさまでした。