上関町 どんでん祭り
10月14日(土),上関町上関地区でどんでん祭りが開催されました。
このお祭りは、竃八幡宮の秋の例大祭として長く続く伝統行事です。
昨年は台風の影響で中止となったため,2年ぶりの開催となりました。
どんでん祭りでは、神様が宿ったお神輿と、神様の使いとされる4人の男の子(乗り子)が乗った山車(どんでん山)が、町内を練り歩き、途中御旅所で無病息災などを祈念します。
どんでん祭りの神様は、ちょっと寂しがりやだそうで、神様を喜ばせたり、賑やかしたりするために、どんでん山がお供するそうです。
以前は、東地区、西地区、惣津地区から、3台のどんでん山が出ていました。
乗り子の「どんでんよいやさー」の元気な掛け声を合図に、どんでん山を担いで町を練り歩き、時には、他のどんでん山とぶつかり合う勇壮な祭りで、けんか祭りとも言われてました。
現在は、担ぎ手となる若者が減ったことから、どんでん山は1台となっています。
当日は、40人ほどの大人が重さ1トン以上もあるどんでん山を担ぎ、乗り子の「どんでんよいやさー」の元気な掛け声に「よいやさー」と力強く応えていました。
その勇壮な姿に、見物に来た人たちからは、大きな拍手が沸いていました。
祭りは無事終わりました。
上関町の人口は減り続けています。特に若者が減っていくなか、このどんでん祭りもいつまで続けられるか……。
若者の減少を食い止めるためには、雇用の場が必要です。
上関町に雇用の場があれば、若者も留まることが出来るはずです。
その為にも、上関原子力発電所の建設による雇用の場の確保が必要と考えます。
上関町の将来のためにも、上関原子力発電所建設に向けた準備工事が一日でも早く再開することを願っています。