川口健治絵画展 (神楽絵と神楽の競演)
上関町出身の画家、川口健治絵画展が、1月19日(土)・20日(日)に、上関町総合文化センターで開催されました。
川口健治先生が逝去されて、10年が経ちます。
今回の絵画展では、先生が生前によく描かれていた神楽絵が数多く展示されました。
そして、20日(日)には、広島県安芸高田市の「錦城神楽団」が上関町を訪れ、神楽絵の題材となった神楽の公演を行いました。
演目は「鈴鹿山」と「八岐大蛇」の2つでした。
「鈴鹿山」は、無敵のヒーロー坂上田村麻呂と、改心した夜叉丸が、協力して悪の親分犬神丸を倒すというストーリーです。
「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」は、みなさんよく御存じの英雄スサノオノミコトが、八頭八尾の蛇、八岐大蛇を退治するという、有名なストーリーです。
開演は、13時からでしたが、1時間前には長蛇の列が出来ていました。
この日は、町内外から述べ350人が神楽を鑑賞し、素早い身のこなしや迫力ある演技に、大きな拍手が起こっていました。
公演終了後には、衣装着付け体験が行われ、子どもたちは、衣装を身に着けて大喜びしていました。
私も、久にぶりに見た神楽に感動しました。
上関町祝島にも、千年前から受け継がれ4年に一度行われる、神舞という神事があります。
古い伝統を守り、さらには新しいものにチャレンジし、上関町が発展していくことを願います。
安芸高田市の「錦城神楽団」のみなさん、素晴らしい神楽の公演をありがとうございました!