上関町は現在、医師不足で、このままでは無医町になってしまいます。
柏原町長も選挙公約の一つに診療所の開設を掲げ、ようやく医師が決まりました。
しかし、肝心の診療所が無く、急遽中国電力のPR館（海来館）を改装して診療所にすることになり、4月6日の開業に向け急ピッチで改装工事が行われました。

 

　

現在のPR館（海来館）の様子です。外見は変わりませんが、診療所の看板もでき、開業が待ち遠しいです。
PR館は上関原子力発電所建設へ向けて、原子力に関する理解活動を行う場です。それが無くなるということは、原子力発電所建設の後退になるのではという声もありますが、そうではなく、この度の診療所は新しい診療所が出来るまでの仮の施設です。むしろ、上関町の町づくりに中国電力が協力し、共存共栄がしっかりと図られていることの表れではないでしょうか。
医師と診療所の問題は解決できましたが、上関町は他にも過疎高齢化など様々な問題を抱えています。
上関町民が一丸となって協力し、町づくりを進めていくことが大切です。