上関町 四十一年の「アレ」!!
今回、阪神タイガースが十六年ぶりのリーグ優勝に続き、三十六年ぶり二度目の「日本一」を達成。本拠地大阪は勿論、全国の阪神ファンは、その快挙に酔いしたっている様子がテレビ、新聞紙上を連日賑わせています。だが、小生、阪神ファンでないので、ちょっぴり悔しいし、残念ではあるが、今回の快挙だけは素直に、心より「おめでとう」の言葉を送りたい。
さて、今回の阪神タイガースの「日本一」の話題とは次元も、その話の内容も、まったく異なった事ではあるが、阪神のように三十六年もの年数を擁しても勝ち取る事ができた「アレ」と比較するのに、いささか無理があるように思うが、上関町の「アレ」は四十一年もの時を経過している現在も、今なお暗礁に乗り上げたままで燻り続けている「アレ」もあるという事実です。
四十一年間の永きにわたり「アレ」に対する期待と、その間、費やした努力と労力・・・(その間、加納町長、片山町長、柏原町長、西町長と四人の町長さんが関わっておられます)
にも関らず、我々の「アレ」に対しての今現在の考え方は如何なものでしょう?
これは私の勝手な想像ですが、忘れてはいないが関心は希薄になりつつある・・・
もう実現は無理ではないかと諦めムードが漂っているのが本音ではないでしょうか。
しかし時は待ってくれません。少子高齢化、人口減少の波は遠慮、会釈なしに、我々の予想以上の速さで推移しているのが、上関町の現状です。
今回の上関町の決断された「アレ」の「アレ」は、誰が何と云おうと上関町にとって時期を得た素晴らしい英断であったと信じてやみません。
四十一年の永きにわたって培ってきた経験、経緯で上関町の将来を考え、あらゆる諸々の英知を結集しての、熟慮に熟慮を重ねた上での勇気ある決断には感謝の念にたえられません。
何はともあれ、この千載一遇のチャンスを逃す事無く、今後は町民こぞってあらゆる知恵と力を参集して、何事にも必死に対処して行くことが不可欠であると思います。
素晴らしい上関町の明日が来る事を信じて頑張ろう!!