第14回 全国原子力発電所立地議会サミット
10月31日(木)、11月1日(金)に「第14回全国原子力発電所立地議会サミット」が開催されました。
このサミットは2年に1回、全国の原子力発電所立地点の市町村議会が集まって、テーマに沿って5分科会に分かれ、課題や意見を交わします。
中間貯蔵施設が建設されたむつ市も会員です。なお、上関町は、立地点ではありませんが、国の重要電源開発地域点に指定されている関係で、特別に参加が認められています。
今回のテーマは「GX実現に向けたエネルギー政策~原子力発電と立地自治体の在り方を考える~」です。
基調講演『エネルギー・原子力政策について』の中では、上関町の中間貯蔵施設にも触れられ、「国のエネルギーサイクルにおいて重要である」と話されました。
上関町は、まだ調査・検討が行われている段階ですが、むつ市では今月6日に中間貯蔵施設の操業が開始されました。
再処理施設の竣工には、もうしばらく時間がかかりそうですが、先進地ができたことは、いろんな課題などを学ぶ事ができ、それを踏まえ、より良い方向に進んでいくことが出来ますので、上関町にとって大変プラスになると考えます。
“百聞は一見に如かず”です。現在、上関町や事業者による中間貯蔵施設への見学会が行われていますので、みなさまも、是非参加して自分の目で見て触れてみてはいかがでしょうか。