朝鮮通信使 part1
4月23日に韓国を出港した朝鮮通信使の復元船が、5月2日、上関の室津港に寄港する予定でした。しかし強風による悪天候のため、急遽、隣町の平生町にある田名ふ頭に着岸しました。
室津港への歓迎は叶いませんでしたが、乗組員さんたちは上関町総合文化センターにお越しになられ、歓迎レセプションが開催され、その後、懇親会が終始和やかな雰囲気の中で行われました。
西町長より、歓迎の挨拶 韓国からの乗組員の紹介とお礼の言葉
田布施町の山城太鼓によるパフォーマンス
朝鮮通信使とは、室町時代から江戸時代にかけて朝鮮王国が派遣した使節団のことで、上関町には11回寄港した記録が残されています。この度、大阪・関西万博の会場に向かう途中、かつての寄港地を訪れており、約260年ぶりに上関に寄港するはずでした。ただ、大阪から韓国に戻る復路にも、室津港に立ち寄るとのこと。
かつて瀬戸内航路の要衝として栄えた、歴史の町、上関町!! そうした思いを馳せずにはいられませんでした。