中間貯蔵施設の調査結果
中国電力が2年間の調査期間を経て、8月29日に上関町長へ調査報告書を提出しました。自然現象や社会環境等に関する9つの項目について文献調査や現地調査などをおこない、立地の支障となる、技術的に対応できない問題はないと評価し、立地は可能と判断されました。
まだ施設の規模や建設時期など具体的な計画を示す「事業計画」は策定中で、詳しい内容は分かりませんが、ひとまず「立地が可能」と判断されたことは一歩前進です。
上関町は人口減少や少子高齢化が著しく、このまま町の衰退を何もせずに傍観していくわけにはいきません。地域振興を行うための財源確保は急務で、一日でも早く事業計画が承認され計画が進むことを望みます。
そして、国や事業者には、周辺市町村を含め、住民へしっかり説明を行ってもらい、不安を取り除いてほしいと思います。