第15回全国原子力発電所立地議会サミット
10月29日(木)から30日(金)にかけて、品川プリンスホテルで「第15回全国原子力発電所立地議会サミット」が開催され、上関町からは9人の議員が参加しました。
1日目は、開会式に続いて、吉村一元氏による「エネルギー・原子力政策について」と題した基調講演が行われました。その後は、参加者が5つの分科会に分かれ、それぞれのテーマについて活発な意見交換が行われました。いずれも、これからの原子力政策や立地地域の将来を考えていくうえで、大変重要なテーマだと思いました。
- 第1分科会「脱炭素社会における原子力発電の役割」
- 第2分科会「立地自治体の振興と原子力人材の育成」
- 第3分科会「原子力防災体制と避難計画」
- 第4分科会「核燃料サイクルと使用済核燃料の中間貯蔵・最終処分場」
- 第5分科会「廃炉計画と次世代革新炉の研究開発」

2日目は、各分科会で交わされた議論について報告が行われ、国からのコメントに続いて、質疑・意見交換が行われました。そして最後に、「立地議会サミット宣言(案)」が発表され、会場からの盛大な拍手をもって承認されました。
特に印象に残ったのは、宣言文の中で示された、原子力をめぐる課題を単に『賛成か反対か』という二者択一で捉えるのではなく、安全性の確保、エネルギーの安定供給、脱炭素化、地域の持続的な発展、そして将来世代への責任といった複数の視点から、率直かつ公正に議論を続けていくことが重要であるという考え方です。
原子力をめぐっては、立場によってさまざまな考え方があります。だからこそ、一つの視点だけで判断するのではなく、さまざまな意見に耳を傾けながら、地域の将来を自分たちのこととして考え、議論を重ねていくことが大切だと改めて感じました。今回のサミットで得た学びや気づきを、今後の活動にも活かしていきたいと思います。

