川口健治絵画展
1月21日・22日、上関町中央公民館において、川口健治絵画展が開催されました。
川口先生は、昭和13年に上関町八島で生まれ、平成21年1月21日に享年71歳で、ご逝去されました。
生前、川口先生は、二科展などで数々の賞を受賞され、山口県を代表する画家と言っても過言ではないと思います。
また、美術教師として長年に亘り、中学から大学と幅広く教えてこられました。教壇を離れてからも、故郷上関町を訪れ、子どもたちに絵画教室などを開き、絵を描くことの楽しさ、素晴らしさを伝えられました。
私も川口先生の教え子の一人として、絵はもちろんですが、いろいろなことを学ばさせていただきました。先生に出会えたことを、感謝しています。
先生の作品の多くは、上関町に寄贈されていますが、今は常設で展示する場所がなく、本当に残念です。
上関町には、室津の埋立て地に総合文化センターの建設計画があります。この一角に「川口健治美術館」まではいかなくても展示する場所ができればと願っています。
この計画も電源交付金により実現できるものです。そのためにも、安全性が確保された安全・安心な原子力発電所が一日も早く上関町に建設されることを望みます。