今後のエネルギー政策
今週末にも大飯原子力発電所3、4号機の再起動にゴーサインが出されようとしています。まだまだ賛否両論ある中での再起動となるようです。何度も言ってきましたが、日本における電力安定供給を行うためには、今のところ原子力発電抜きでは考えられないのが現実です。
現在進行中の今後のエネルギー問題、いろいろな方たちが国のエネルギー・環境会議など、いくつかの委員会に別れて意見交換をしているようです。一つ私なりの意見を言わせていただくと、委員会に出席されている偉い専門家の先生方には、現実を現実として受け止めた話し合いをしていただきたいと思います。中でも、「ここ20年先原子力ゼロでも安定供給できる」とかいう空論を話し合うことはやめていただきたいです。
将来、これまでよりは原子力の比率が下がることは分かります。しかしながら、反原子力の方は、原子力ゼロという非現実的な空論を唱えています。
いろいろ専門家の方々にも都合があるのかもしれませんが、ぜひとも、委員会に参加されている専門家の先生方には、将来のエネルギーミックスを空論ではなく、ここ数年、また20年先に想定される状況を踏まえた、より現実的な結論を出してもらいたいです。