愛媛県 伊方発電所
四国電力・伊方発電所の再稼働を巡り、上関町の原子力発電所建設に反対する議員2名ほか数名が再稼働しないよう愛媛県に申し入れを行ったと聞きました。
確かに上関町八島の一部が30キロ圏内に入り、避難や屋内退避等の緊急時防護措置を準備する区域(UPZ)になることは知っています。八島には約40人の方が住んでいますが、このUPZにあたる区域には民家はありません。それに八島の方は、原子力発電所建設を推進しています。だからと言って関係ないと言ってるのではなく、避難対策や安全性の確保は大切なことですし、再稼働にあたっては、国の施策に基づき、電力会社による安全対策が確実に実施され、安心できるものでなければなりません。
そして、なによりも大切なものは、「伊方町をはじめとする地元の人たちの意向」を尊重することではないでしょうか。
上関町から原子力発電所建設に反対する2名の議員が再稼働反対の申し入れを行ったことで、愛媛県や伊方町の人たちからは、上関町は原電に反対なのかと思われたかもしれませんが、そんなことは決してありません。多くの上関町民は安全性が確保された原子力発電所建設による活力ある豊かな町づくりを願っているのです。