脱原発依存 脱原発
3.11から脱原発依存や脱原発といった言葉をよく耳にします。同じように聞こえますが、調べてみるとまったく意味の違った言葉でした。
脱原発依存とは「原子力発電所の比率をできるだけ少なくしていく!」という意味(ゼロではない)。
脱原発とは「原子力発電所を将来はゼロにする!」という意味だそうです。
現在、日本全国には、50基の原子力発電所があります。政府は、40年以上経過した原子炉は廃炉!とうたっていますが、どうなるかは不透明です。
ただ、脱原発依存や脱原発も結構ですが、あまりにも簡単にそれらの言葉を専門家ではない人や反原子力団体の方たちが使用している現在の姿を見聞きしていると、どうなのかな?と疑問を感じます。
「原発さえ無くしてしまえば、日本はバラ色になり、未来は拓け、みんな幸せになる」というような幻想がマスメディアを通して聞こえてきます。
視聴率や世論ウケをするためには、しょうがないのかもしれませんが、あまりにも発言が身勝手な番組もあります。言論の自由を堂々と唱えるマスメディアですが、最終的に日本がどうなるかの責任は決して負いません。政権与党はこれらに惑わされることの無いように毅然とした態度で、将来の日本を考えていただきたいです。