山口県知事選挙
7月29日(日)の山口県知事選挙、山本繁太郎氏が初当選されました。
選挙は、4名の候補者で争われましたが、山本氏と飯田氏の一騎打ちの様相でした。
各候補者は、形は違えど原子力発電に対して慎重姿勢を打ち出していたため、「上関原子力の是非」が最大の争点とは言えない状況でした。
しかし、選挙戦が進む中、多くのマスコミにより、原子力の問題が大きくクローズアップされるようになり、自然エネルギーを推進する飯田氏にとっては、願っても無いことのように思えました。
山口県にとって上関原子力発電所建設計画や岩国基地の問題は重要です。しかし、それ以上に今は、景気回復・雇用対策が求められているのではないでしょうか。
その県民の切なる思いが、山本繁太郎氏の当選につながったと思います。
上関町においても、山本繁太郎氏の得票率は63.2%でした。
多くの上関町民は「原電を契機とした活力ある豊かな町づくり」を心から望んでいるところです。3・11以降、準備工事も一時中断し、厳しい状況ではありますが、山本繁太郎氏は4名の候補者の中で唯一、上関原電の長きに亘る計画の経緯や、町民の願いを熟知されています。現在、国のエネルギー政策は見直し作業が続いていますが、山本氏が地元の意向を最大限に尊重され、良い方向へと導いていただけるものと信じています。
最後になりましたが、山本繁太郎新知事おめでとうございます。