山口県知事選挙結果を見て思うこと
7月29日に山口県知事選挙が行われ、山本繁太郎県知事が誕生しました。山本知事には山口県を活気ある県にしてもらうために頑張っていただきたいです。
今回の県知事選について、私は思っていたより投票率が低かったように感じました。私なりの分析ですが、選挙の争点がイマイチ定まっていなかったことも、いろいろな要因の中の一つではないかと思います。その他、マスコミの選挙に対する報道もイマイチではなかったかと思います。特に感じたことは、原子力発電所建設を争点とした選挙に誘導しようとしているマスコミの意図が丸見えに感じました。
上関原子力発電所建設計画は3.11より、まったく進展していません。そういったことを争点にしようとしているマスコミと県民とのズレが投票率の伸び悩みにつながってしまったのではないかと思いました。
雇用対策や企業誘致、子育てや老人福祉、その他待ったナシの課題はあまり報道せず、上関原子力発電所建設計画やオスプレイといった全国区的な物事をクローズアップしたマスコミ。近い将来の山口県をどうしたらよいのか、どうしたら県民の暮らしが良くなるのか、もう少し県民の目線で報道してほしかった。