東京電力の対応2
私は、以前ブログに、東京電力が柏崎刈羽原子力発電所の規制基準への適合申請を行うにあたり、新潟県知事が猛反発しているということについて、[・・・地元に再稼働を切に望む方々がたくさんおられるのであれば、勇気をもって声を上げるということも必要です。厳しいことかもしれませんが、そのことが、必ずや地域の発展、活性化に繋がっていくと私は思います。]と書き込みました。
これに関して、先日新聞で「柏崎刈羽再稼働審査申請を容認 立地自治体」という記事を見つけました。
内容を抜粋すると、「新潟県柏崎市と刈羽村は6日、東京電力が計画している柏崎刈羽原子力発電所6,7号機へのフィルター付き排気設備の新設を了解し、両号機の再稼働に向けた国への安全審査申請について、立地自治体として容認する意向を伝えた。柏崎市の会田洋市長は記者団に『安全審査の申請を行うにあたっての事前了解だ。次のステップにいくことを認めるということだ』と語った。」とのことでした。
新潟県知事は、未だかたくなな姿勢を崩していないようですが、私は、この記事を読んで、この時期に立地自治体として、よく決断されたと思いました。
今回、東京電力が行う予定の申請は、柏崎刈羽原子力発電所の現時点での安全性を、現時点で得られている知見を基に確認するためのものと認識しています。再稼働の是非については、まだまだ様々な意見があるとは思いますが、まずは最新の状況をチェックする必要があるのではないでしょうか。
まだまだ道のりは遠いと思いますが、早期の再稼働を望む地元の方や日本の未来のためにも、東京電力をはじめとする関係者の皆さんには、今後とも前に進める努力を続けていただきたいと思います。