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小泉元首相「原発ゼロ」発言

昨日、小泉元首相が日本記者クラブで、即時、原発をゼロにすべきだとの主旨を発言されていました。
また、「安部晋三首相が決断すれば『原発ゼロ』ができる」とも発言されていました。
しかし、一方で原子力に代わる措置については「原発問題は私一人で代案を出すのは不可能だ。政府が方針を出せば専門家や官僚を含めて、必ずいい案を作れる」とも語ったようです。つまり、何の根拠もなく、あてもないままに脱原発を訴えているということでしょうか?
何をもって言われているのか、私には全く理解出来ません。安全性のことであれば、その為に国(原子力規制委員会)の厳しい安全審査があると思います。また、廃棄物処理の問題は、たとえ即時ゼロにしたとしても解決が必要な課題です。私たちの眼前に迫った、経済悪化や地球温暖化の問題よりも、むしろ、今から時間をかけて、研究・議論を重ねていけば、それこそ必ずいい案を作れるのではないでしょうか。
小泉元首相の発言は、良いにしろ悪きにしろ、国民に多大な影響を与えます。
先日の「たかじんのそこまで言って委員会」の番組において、飯島参与が小泉元首相の発言について、もう少し慎重に発言すべきではないかとコメントされていました。
その中で、上関町のことも取り上げられ、多くの上関町民が原子力発電所の建設に賛成していると発言されました。
私たち上関町民は国策でもある原子力発電所建設に町づくりの夢を託し、30年以上という年月を送ってきました。原子力発電の意義は、安価で安定した電気の供給による日本経済の発展への貢献や、二酸化炭素の排出削減による地球温暖化防止など、いろいろあると思いますが、発電所建設は、上関町の町づくりになくてはならないものです。
多くの上関町民は、より「安心・安全」な原子力発電所の建設が一刻も早く再開されることを願っています。

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