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島根原子力発電所2号機

 11月21日、「島根原子力発電所2号機の安全審査の申請に必要な、安全対策への事前了解願い」が中国電力から島根県、松江市に提出されました。また、出雲市や鳥取県、米子市、境港市など関係自治体に対しても、申請概要について報告されました。
 中国電力もいよいよ再稼働に向け、一歩を踏み出したようです。今回は国による安全審査を前に、地元了解を得るための申し入れでしたが、今後、再稼働へと進むにあたり、立地自治体、関係自治体の理解が得られるかどうかが、大きな鍵となることは間違いありません。今の世論は残念ながら、原子力発電に対しまだまだ厳しい見方をしているのが現状ですが、関係自治体にはそのことに惑わされず、冷静に判断をして頂きたいと思います。特に、長年原子力発電所と共存・共栄されてこられた多数の地元住民の方々は、再稼働を願っておられるのではと思います。
 また、一日も早く原子力発電所の再稼働が行われるよう、中国電力には、誰もが、「安全・安心」を確認出来る原子力発電所の実現に向けて、一層の努力をお願いするとともに、地元や関係自治体の方々に対し、より丁寧な理解活動を進めてほしいと思います。
 安全・安心の確認された原子力発電所の再稼働が着実に進んでいくことで、多くの国民が少しずつ冷静さを取り戻し、上関原子力発電所を含めた新規建設に繋がっていくことを期待します。

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