自民党 石破幹事長
メディアで大きく取り上げられた、自民党石破幹事長の一連の発言を聞いて、一上関町民として、深い感銘を受けました。
まず、小泉元総理の「即時原発ゼロ」発言の中で、放射能性廃棄物の最終処分場を、原発事故の後に見つけることは不可能という意見に対して、「『建設したい所は手を挙げて』というのではなく、最終処分場にふさわしい地域はここだ、と示すことが国の責任だ」とし、今後、この問題に対し、責任を持って臨むという政権与党としての強い決意を示されています。
また、原発の新増設に関しては、「再稼働がよくて新設がダメというのは理論的に成り立たない」と述べられ、必ずしも否定しないということでした。
この発言は、準備工事再開を待ち望む上関町民には、大きな希望をもたらせてるものです。
そして、最近議論を呼んだ、「特定機密保護法」への国会周辺のデモ行為に対するブログでの発言は「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」という内容でした。
後の追記で「整然と行われるデモや集会は、いかなる主張であっても民主主義にとって望ましいものです。一方で、一般の人々に畏怖の念を与え、市民の平穏を妨げるような大音量で自己の主張を述べるような手法は、本来あるべき民主主義とは相容れないテロとの共通性を感じて、『テロと本質的に変わらない』と記しましたが、この部分を撤回し、『本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います』と改めます」とされています。
批判の多くは「絶叫デモ」を「テロ行為」と評したことへの指摘でしたが、「絶叫デモ」の否定に対しては、多くの方が共感されたのではないでしょうか。
上関町に於いても、原子力発電所建設に反対する町外者は、自分たちの主義主張の為ならと、絶叫し、時には力ずくで工事を妨害してきました。私たち上関町民からみれば、その行為はまさに「本来あるべき民主主義の手法とは異なる」と強く強く感じています。
工事再開の際には、また、同じような妨害が繰り返されることなくスムーズに工事が行われることを願います。
なにはともあれ、石破幹事長頑張って下さい!