川内原子力発電所の再稼働
鹿児島県薩摩川内市の川内原子力発電所の再稼働についての記事が新聞に載っていました。原子力規制委員会による世界一厳しい安全審査に対して、「 安全である。 」 という結論が近々発表されるとの内容でした。
川内原発の事を調べているうちに、気になる記事がネットに載っていました。
「川内原発の再稼働を待つ地元住民、暮らし再建へ不安と共存」という見出しでした。
川内原子力発電所の再稼働について、希望や不安が交錯しているという内容が載っていました。再稼働推進派の方は、「 今は経済、仕事の事が心配。でも福島の映像を見た時は、日本じゃないようだった。 」 と語り、地元市長に至っては、「現在凍結となっている3号機建設計画も 『 白紙 』 とは認識していない」といっているようです。
また、原子力発電所の停止に伴い、地元経済が非常に厳しくなっていて、原子力発電所が稼働していた時には、年2回行われていた定期点検の時に、約3000人が最大4ケ月間市内に滞在し、ホテルや民宿、が軒並み満室で活気があったが、3.11以降の原発停止に伴い、廃業に追い込まれたホテルや旅館もあるようです。中でも特に、建設、宿泊、飲食、サービス業は大きな打撃を受けているとの事でした。
また、上関町と似ているな、と感じた記事もありました。それというのは、再稼働推進派の方々が、「 原発に反対しているのは、外から来た市民グループだ。 」 と語っていた事です。上関町においても、町民の7割強が推進し、上関原発建設によって将来の街づくりを願っているにも拘わらず、外部から来た、反原発活動家やプロ市民と呼ばれる人々によって、妨害をされてきたからです。
川内も大変ですが、上関町も非常に厳しい経済状況にあるのが現実です。今はなかなか難しい状況ですが、早期に準備工事が再開される事を望んでいます。