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上関町長選挙

 25日に行われた上関町議会において、現職の柏原重海町長が4期目の出馬を表明されました。
 3.11東日本大震災以降、「 原子力財源を利用し、町づくりをしていく 」との町の考えは、依然として宙に浮いたままです。
 この4年間の町運営は非常に難しいものがあったのではないかと考えます。町民に対する住民サービスを今までどおり維持しながらの町運営。口で言うのは簡単でしょうが、いざ、現実にやっていくとなると頭を悩ましながら仕切っておられるんだろうと思います。
 今まで原子力推進派、反対派という枠の中、過去10回に亘り選挙が行われ、いずれも推進派の候補が当選してきています。
 前回の選挙もそうですが、今回の選挙においても 「 少ない財源の中、町をどのようにして運営をしていくのか 」 という点が最大の争点になってくるのではないかと考えます。
 過去に行われた選挙のような、原子力賛成、反対ダケの選挙にはならないんだろうと思います。
 今回の上関町長選挙においても、今までどおり、原子力反対派といわれている団体から候補者が出て、選挙になるのでしょう。
 是非とも出馬される方々には、今の上関町の現状を踏まえて、町をどの様にしていくのか、「 絵に描いた餅 」 的な論争はナシで、現実的な論争をしていただきたいです。
 今まで「 原子力発電所建設反対、反対 」 と言われてきた方達には、原子力発電所ナシでの町づくりをアピールするのに、絶好のチャンスではないでしょうか。是非とも原子力発電所建設反対候補者には、自分の考えを私達に問いかけていただければと思います。
 もし,その事が現実的であり、理論的であるならば 「 原子力発電所を建設して町づくりをしよう 」 と考えている私達の考えは変わっていくだろうと思います。
 まさかとは思いますが、政策論争もせず、無投票はないですよね。

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