上関町 四代地区 らん蘭祭り
上関町四代(しだい)地区は、長島の南端に位置する、のどかな漁村です。上関町の中で、上関原子力発電所の建設予定地に一番近い地区になります。
上関町では、「花咲く海の町上関町」をコンセプトに沿道には季節ごとの草花が植えられており、町民はもちろん、町外から訪れる皆さんの目を楽しませてくれます。
そんな上関町ですから、花をテーマとした祭りが各地区で開催されます。
なかでも、四代地区の「らん蘭まつり」は、一番早くから行われており、4月15日(土)の開催で19回を数えます。
会場は、ひなの里よりあい館駐車場で、中央に地元の方々が丹精込めて育てた蘭の花が展示されます。周りのテントでは、地元で獲れた野菜(玉ねぎ、切り干し大根等)や海産物(ひじき、乾燥わかめ等)の販売が行われ、その他にもサザエやイカ焼き、たい焼き、うどん、さらには惣菜のコーナーも設けられています。
お昼には、室津カラオケ教室のメンバーが中心となって歌や舞踊などの演劇がおこなわれ、まつりを盛り上げていました。
この日は、天候も良く、町内の各地区からはもちろん、町外からも多くの人が集まっていました。
みなさまも、機会があればお越しになってみてはいかがでしょうか。
最初にも書いたとおり、四代地区は、上関原子力発電所の建設予定地に一番近い地区です。そして、地区内の多くの方が、上関町の発展の為、原子力発電所の建設に快く協力されました。
現在、準備工事が止まっていますが、多くの上関町民は準備工事の早期再開を望んでいます。