上関町 神明祭
神明祭が、1月27日(日)に、上関町惣津沖の浜で行われました。
祭りは、かまどがせき会(祭り保存会)の人達が中心となって行っており、毎年、年が明けるとすぐに、祭りの準備に取り掛かります。
御神体に使う竹は高さが約10mあり、切り出しから組み立てまで約3週間の準備を要します。
当日は、寒波が押し寄せているにも関わらず、天候に恵まれ、多くの見物人が集まり、午後1時から神事が始まりました。
午後2時には、子どもたちによる「はやし」(火入れ)が行われました。
神明祭では、祭られた男明神と女明神の二体の神明(御神体)に、正月飾りなどと一緒に火をつけて、一年の「無病息災」「五穀豊穣」を願います。
また、二体の神明の中には木像のご神体が埋め込まれており、厄年の男の人が、火がついている間に取り出します。
二体の神明は勢いよく燃え上がり、見物人から歓声が沸きあがっていました。
ご神体も、厄年の男の人によって取り出され、神明祭は無事に終了しました。
今年も、上関町にとって良い年になりますように!