上関みらい通信Blog

月別記事一覧/ 2012年7月

2012年
7月9日

愛媛県 伊方発電所 

カテゴリー:blog | 投稿者:フミツキ

 四国電力・伊方発電所の再稼働を巡り、上関町の原子力発電所建設に反対する議員2名ほか数名が再稼働しないよう愛媛県に申し入れを行ったと聞きました。
 確かに上関町八島の一部が30キロ圏内に入り、避難や屋内退避等の緊急時防護措置を準備する区域(UPZ)になることは知っています。八島には約40人の方が住んでいますが、このUPZにあたる区域には民家はありません。それに八島の方は、原子力発電所建設を推進しています。だからと言って関係ないと言ってるのではなく、避難対策や安全性の確保は大切なことですし、再稼働にあたっては、国の施策に基づき、電力会社による安全対策が確実に実施され、安心できるものでなければなりません。
 そして、なによりも大切なものは、「伊方町をはじめとする地元の人たちの意向」を尊重することではないでしょうか。
 上関町から原子力発電所建設に反対する2名の議員が再稼働反対の申し入れを行ったことで、愛媛県や伊方町の人たちからは、上関町は原電に反対なのかと思われたかもしれませんが、そんなことは決してありません。多くの上関町民は安全性が確保された原子力発電所建設による活力ある豊かな町づくりを願っているのです。


2012年
7月7日

「地域コミュニティ」

カテゴリー:blog | 投稿者:フミツキ

 「地域コミュニティ」とは、そこに住む住民がその地域に愛着を感じており、愛着故にそこにずっと住んでいたいという永住意識があるが故に、地域をよくする活動に加わって活動を続けている状態を指します。その活動には、相互扶助の精神(助け合い・譲り合い)や互酬性の規範(おたがいさま)が醸成されます。また、「権利」を主張し「義務」を果たすことで得られる応益原理というものがありますが、そのためには一人ひとりの能力や力量などに応じて貢献する応能原理も必要と思います。「権利」だけの主張ではなく、「義務」を果たすべきということです。
 なぜこの様なことを書いたか、最近テレビや新聞で「原子力発電所建設」「原子力発電所再稼働」「ガレキ処理」に反対している人たちを見て、どうみてもこの人たちに「地域コミュニティ」があるようには思えないからです。
 上関町においても、昨年、準備工事が一時中断するまでは、いろんな所から訳のわからない人たちが違法な妨害行為に及んでいました。その人たちは「権利」とは違う自分たちの一方的な考えだけを主張し、そこには「地域コミュニティ」や「義務」を果たすといったことは微塵もありません。
 このような人たちから大切な地域を守っていかなくてはなりません。
 多くの上関町民は故郷を愛し発展を願っています。良識ある多くの人たちには、まずは地元の意向を尊重してもらいたいです。
 


2012年
7月5日

原点に帰る

カテゴリー:blog | 投稿者:佑ちゃん

 福島の事故以降、国の原子力政策が180度変化してしまい、上関原発建設計画も暗礁に乗り上げたままです。
 埋立免許についても、6月山口県議会で二井知事は「延長は認められない」と発言していました。
 この30年余り上関町は、原子力発電所建設問題と向き合ってきました。30年前になぜ原子力発電所を誘致したのか ? 先輩方に聞き私なりに分析してみました。
1. 上関町の将来を見据えた場合、何らかの対策(企業誘致など)をしないと過疎高齢化になってしまう。
2. 原子力発電所を誘致することにより、国からの交付金で上関町のインフラ整備が行える。
3. 原子力発電所が完成した暁には、発電所の固定資産税が町の財源となり、未来永劫ではないが20年程度は安定した行財政運営となる。
4. 原子力発電所建設に伴い、町内外の商工業者に仕事が廻ってきて、上関町ダケではなく近隣市町の経済効果にも寄与できる。
5. 原子力発電所完成後、そこで働く雇用が生まれ、上関町の若者の雇用対策、Uターン、Iターン、を町として促進できる。それにより町の人口減少の抑制や少子高齢化対策にもつなげられる。
などなど.....
 しかし、このようなメリットばかりではなく、原子力に対しての不安もあるハズです。そこで不安などなかったか聞いてみました。
1. 原子力発電所ができることによって、上関町の魚介類や農産物が売れなくなってしまうのではないか。(風評被害などによって)
2. 子どもたちが発電所がある町に住んでいるといって、放射能に対する偏見から差別などを受けることがないか。
3. 発電所の事故はナイのか。
4. 企業は「地域と共に発展を!」とは言っているものの、本当に地元町民の暮らしがよくなるのだろうか。
などなど.....
 上関町の未来を見据え、さまざまなことを考えたうえで諸先輩方は苦渋の決断をし、最終的に原子力発電所誘致に至ったのではないか!と推測しました。
 今現在、原子力発電所に対して賛否両論あり、国を2分する議論となっています。上記のことを考えると、原子力発電所を誘致することは未来の上関町にとって必要不可欠になる!との結論に至りました。
 上関町以外の方々に私のこの考え方を理解していただくには、今現在無理なのかもしれません。しかし、上関町の未来や生活を維持し反映させていくには、今のところ原子力発電所の誘致しか方法が見つかりません。上関町には時間がありません。トロトロ今から考えている間に人口は見る見るうちに減少し、65歳以上の人口比率が80%になるまでに、そう時間はかからないでしょう。そうなってからでは遅いのです。今ならまだ間に合うギリギリの時なのです。
 しかしながら、今後の原子力政策は私たちでは決められません。国の判断を待つしかないのが現実です。時の政権は、世界情勢、国内事情、国民世論などいろいろな影響力に左右されますが、今まで上関町が30年余り国策に対する協力をしてきたことも踏まえていただき、より良い結論を早期に提示していただければと思っています。


2012年
7月3日

本当に大丈夫 ?

カテゴリー:blog | 投稿者:佑ちゃん

 脱原発依存、脱原発が語られている昨今、マスメディアや一部反原子力の方たちが言われているように、原子力エネルギーを全部捨てて、再生可能エネルギーへ全部シフトしていくことが、将来の日本にとって、本当にプラスになるのでしょうか ? 私はそうは思いません。
 原子力発電所に限って考えても、いきなり再生エネが原子力の代わりになることはありません。数十年という長いスパンで見ていかなければ到底無理です。また、再生エネのコストについては、全くといってよいほどマスメディアは報道しません。今現在、再生エネの割合を「25%~35%へ引き上げていこう」といった政策を検討中とのことですが、パッと見、安心安全なエネルギーを増やすことで大丈夫なように思えますが、何でもメリット、デメリットがあるように全部OKという訳にはいきません。再生エネをここまでのパーセンテージに上げることに伴い、送電線設備などに数兆円~数十兆円のコストが必要との試算も出ているようです。また、原子力発電の停止に伴い、古い火力発電所の立ち上げなどのコストも別に掛かってしまいます。
 それらが各家庭や企業の電気料金として跳ね返ってきます。また、再生エネ買取法案に伴い、プラスαの電気料金が家庭や企業に対してダブルの負担となっていきます。
 何でも急激に変えてはいけません。徐々に変化をさせていかなければせっかくの良い薬も劇薬に変化してしまいます。エネルギー政策に至っては、既存の原子力発電(当然規制庁のOKがでた原子力発電ですが・・・)をうまく利用しながら冷静かつ現実的に、すぐに結論アリキではなく、考えていかなければならないと思います。


2012年
7月1日

脱原発依存 脱原発

カテゴリー:blog | 投稿者:佑ちゃん

 3.11から脱原発依存や脱原発といった言葉をよく耳にします。同じように聞こえますが、調べてみるとまったく意味の違った言葉でした。
 脱原発依存とは「原子力発電所の比率をできるだけ少なくしていく ! 」という意味(ゼロではない)。
脱原発とは「原子力発電所を将来はゼロにする !」 という意味だそうです。
 現在、日本全国には、50基の原子力発電所があります。政府は、40年以上経過した原子炉は廃炉 ! とうたっていますが、どうなるかは不透明です。
 ただ、脱原発依存や脱原発も結構ですが、あまりにも簡単にそれらの言葉を専門家ではない人や反原子力団体の方たちが使用している現在の姿を見聞きしていると、どうなのかな ? と疑問を感じます。
 「原発さえ無くしてしまえば、日本はバラ色になり、未来は拓け、みんな幸せになる」というような幻想がマスメディアを通して聞こえてきます。
 視聴率や世論ウケをするためには、しょうがないのかもしれませんが、あまりにも発言が身勝手な番組もあります。言論の自由を堂々と唱えるマスメディアですが、最終的に日本がどうなるかの責任は決して負いません。政権与党はこれらに惑わされることの無いように毅然とした態度で、将来の日本を考えていただきたいです。