上関みらい通信Blog

月別記事一覧/ 2017年6月

2017年
6月30日

朝鮮通信使 上関到来まつり~海と時を越えて~

カテゴリー:blog | 投稿者:フミツキ

 町制施行60周年記念事業のひとつとして、「朝鮮通信使上関到来まつり」が、6月25日(日)に総合文化センターで開催されました。
 当日は朝から雨模様で、来場者の足に影響しないか、今日一番のメインである「朝鮮通信使行列」が出来るのかなどと心配しましたが、雨もすぐに上がり、町内外から多くの来場がありました。
 総合文化センターでは、主催者あいさつに続き、水軍太鼓やクイズ大会、韓国舞踊ポドルフェの公演、歴史講座、朝鮮通信史をテーマとした映画上映会、和太鼓集団山城組[空]公演が行われました。
 また、会場外では、史跡めぐりや朝鮮通信使行列が行われ、盛りだくさんのイベントとなりました。
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(左上の写真)舞台の緞帳は、上関町超専寺に伝わる朝鮮通信使の絵がモチーフになっています。
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 「朝鮮通信使行列」には、副町長や町議会議長・上関町の人も参加されました。
 色鮮やかな韓国衣装を身にまとい、当時の様子を再現した行列に、多くの観客から歓声が上がっていました。
 この朝鮮通信使到来まつりは、来年、上関町主催で全国大会が開催される予定です。
 どんなまつりになるのか、今からとても楽しみです。きっと異国情緒あふれるステキなまつりになると思いますよ。
 来年、是非、上関町にお越し下さい!朝鮮通信使到来まつりを一緒に楽しみましょう!


 6月17日、広島市中区のJAビルで、「全国シンポジウム いま改めて考えよう地層処分 ~科学的特性マップの提示に向けて~ in広島」が開催されました。このシンポジウムは、資源エネルギー庁とNUMO(原子力発電環境整備機構)が主催し、全国各地で行われています。今回の定員は先着200名でしたが、会場内の席は、ほとんど埋め尽くされており、関心の高さをうかがわせました。

 シンポジウムでは、原子力発電所の運転に伴い発生する高レベル放射性廃棄物を、将来世代に先送りせず、安全に処分する必要がある事、および、その処分方法として、地下深くの安定した岩盤に埋める「地層処分」が最良と考えられている事について説明がありました。
 「地層処分」では、2種類のバリアを利用して高レベル放射性廃棄物を処分します。1つは、高レベル放射性廃棄物を安定的に閉じ込めるガラス固化体、そのガラス固化体を包み込むオーバーパック、さらに、オーバーパックを包み込む緩衝材で構成された「人工バリア」。もう1つは、地下300m以深の安定した岩盤による「天然バリア」です。これら2つを組み合わせた「多重バリアシステム」によって、超長期にわたって放射性物質を人間の生活環境から隔離することができます。
 この「地層処分」を実現するために、現在、国が、「地層処分」の「科学的有望地」を提示する、「科学的特性マップ」を作成しています。このマップを広く提示することで、処分場所を選ぶときにどのような科学的特性を考慮する必要があるのか等、一般の方々の不安の解消に役立つと期待されています。

 説明後には、パネルディスカッションが行われ、野波寛氏(関西学院大学社会学部教授)、蛯沢勝三氏(東京都市大学客員教授)、宮本岩男氏(資源エネルギー庁)、小野剛氏(NUMO)の4名のパネリストが、それぞれの立場で意見、見解を発表した後、会場全体の質疑応答が行われました。
 質疑応答では、地層処分の安全性に対する質問が多く、中には、原子力発電自体を中止にしてはという意見もありました。しかし、現時点で、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)は存在しており、これらを何らかの方法で処分する必要があるのは明らかです。このシンポジウムを通して、高レベル放射性廃棄物の処分を私たち世代の問題として受け止めることが大切だと感じています。

 現在、原子力発電は、重要なベースロード電源と位置づけられており、2030年には電力の20~22%程度を原子力発電により賄うこととしています。また、ここ数年、原子力規制委員会による厳しい審査をクリアした原子力発電所の再稼働が進んでいます。高レベル放射能廃棄物の最終処分に対する理解や関心の高まりが、再稼働へのより一層の理解はもちろん、新増設へ向けた活発な議論へ繋がっていくことを期待します。
 そして、一日も早い、上関原子力発電所建設準備工事の再開を願っています。


2017年
6月22日

祝島の漁業補償金配分

カテゴリー:blog | 投稿者:フミツキ

 6月20日の中国新聞に「上関原発 祝島の漁業補償金配分 採決集会開催案に抗議 漁協組合員ら「無効」訴え」という記事が掲載されていました。
 内容は、上関原子力発電所建設に伴う漁業補償金配分方法を採決する集会開催の是非を問う書面が、県漁協祝島支部の運営委員会を経ずに組合員に配られたことに対して、漁業者と住民が、書面の無効を訴えて抗議したというものです。
 19日に書面の提出先である県漁協上関支店で、20日には、書面の作成者である県漁協本店(下関市)で抗議行動が行われました。
 ところが、上関支店の前を車で通過した時には、祝島の漁業関係者だけではなく、町外の人も多く見受けられました。

 漁業補償について、一貫して祝島支店が補償金の受け取りを拒否して来ました。しかし、過去に実施した無記名投票で漁業補償金の受け取りに応じるとの答えが半数以上あったのも事実です。
 組合員でなく、受け取りに関係のない人たちがとやかく言うのではなく、当事者である祝島支店の組合員同士で、しっかりと議論して決めれば良いことだと思います。

 


2017年
6月12日

平成29年度 「公民館まつり」

カテゴリー:blog | 投稿者:フミツキ

 「公民館まつり」が、6月3日(土)・4日(日)の2日間、上関町総合文化センターで開催されました。
 以前は、道の駅「上関海峡」の真向いにある上関町中央公民館で行われていましたが、上関町総合文化センターの建設を契機に、開催場所が変更されました。公民館まつりは今年で28回目を数える上関町の恒例行事であり、開催場所は変わっても、上関町民になじみ深い「公民館まつり」の名称は、そのまま使われています。
 今年は、町制施行60周年記念事業とあって、多くの人が訪れていました。
 館内には、上関町内の生花、フォトサークル、史談会、パッチワーク、絵てがみなど各種サークル・教室の作品が展示されていました。
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 多目的ホールでは、2日間、おたのしみ上映会と称して「海で、もう一度~上関・夏物語~」が上映されました。この作品は、上関町が舞台となるシナリオを募集し、そのシナリオをドラマ化したものです。
 作品を観た人達は、こんな作品があったのかと驚いていました。私もその一人です。機会があれば、また、上映して貰いたいですね。
 4日の日曜日は、恒例の芸能発表会が行われました。発表会では、のど自慢、踊り自慢の町民の芸が披露され、あたたかい声援・拍手が起こっていました。
 このように、上関町総合文化センターを活用することで、上関町内の生涯教育活動・文化活動などが盛り上がるといいですね。

 
 平成27年5月にオープンした上関町総合文化センターは、電源立地地域対策交付金を基に建設された施設です。上関町にとって、上関原子力発電所建設は、町の再生に向けての唯一の起爆剤であり、豊かな町づくりに欠かせないものです。
 多くの町民は、一日も早い準備工事の再開を願っています。


2017年
6月8日

 先月、中国電力が、上関原子力発電所の建設予定地内で、ボーリング調査を実施すると発表しました。中国電力は、これまでにもボーリング調査や海域の音波探査などさまざまな調査を実施しており、それらの結果から、敷地内にある断層は後期更新世(約12~13万年前)以降活動しておらず、原子力発電所の耐震設計上考慮すべき活断層には該当しないと評価しています。
 ではなぜこの時期に再度調査を行うのでしょう。
 今回の調査は、伊方発電所3号機や島根原子力発電所2号機など、他の原子力発電所の安全審査で実際に用いられ、有効とされた手法を用いて行われます。こうした新たな手法により、これまでのデータを補強することで、断層の活動性評価に万全を期すということです。
 

 地震への対応については、福島第一原子力発電所の事故以降、特に重要な部分になっています。上関原子力発電所が新たな知見を取り入れ安全な発電所となるよう、中国電力にはしっかりとした調査をお願いしたいですし、こうした取組みを継続していくことが安心にもつながっていくと思います。
 多くの上関町民は、一日も早い準備工事の再開を望んでいます。しかし、今回の調査は、準備工事の再開など、目に見える形で建設計画の進展に直結するものではないでしょう。発電所の建設を進めるためには、国レベルでエネルギー政策を十分に議論し、原子力発電所の新増設がしっかりと位置付けられる必要があると思います。今年はエネルギー基本計画見直しの年と言われています。私たちは、そうした議論が進んでいくことを期待しています。